Bonjour!じゅんこです。
私と国際保健のお付き合いの始まりはこちらの記事でも紹介させていただいていますが、まず、私の国外で活動することにおいて初めの第一歩となった経験からお話しようかなーと思います。
実は大学時代に、大学生協で見つけたパンフレットからベトナムでのボランティア(と言ってもほぼ観光と遊び笑)に行ったのが旅行とはひと味違う形で海外に行った最初だったのですが、これはマジで遊びだったのでw初めて、どこかに「住んだ」経験をしたところから話したいと思います。
はじめて滞在したのはスリランカ。
そこで公衆衛生ボランティアを経験しました。ボランティアばっかりやん!って感じですけど、スキルも経験も無ければこういうものから体験を積んでいくというのが近道な気がしています。
私が参加したのは、プロジェクトアブロードというUK発のボランティアの機会を提供している団体が提供しているプログラム。
サイトを見ていただくとわかるのですが(別に回し者ではありませんw)、自分の渡航可能な期間、予算と照らし合わせながら、一週間くらいから参加可能です。私は一ヶ月いました。
プログラムも保健系だけではなく、自然保護とか教育とかそういうものもあるみたい。
プログラム参加費用は結構いい値段で、私は病院勤務を辞めたときの退職金の中から捻出しました。笑
滞在中は基本的にはホストファミリーと過ごします。どこかに「住む」ことは、旅行という一過性のものより、さらにその土地のこと知る機会があるし、そして国際保健とかってその土地のことを知らないと進められない。
スリランカではスリランカカレーが有名でとても美味しかったし、どんだけ忙しくてもホストファミリーのママが私が帰宅する頃には紅茶を入れてくれてたり、水牛のヨーグルトは臭いけど美味!(納豆的な?笑)という経験を味わったり。
低・中所得国での保健課題について考えさせられたのもスリランカでした。その話を少し。
私がプログラムに参加しているとき、団体自体が週に1-2回に実施している住民向けの無料健康診断があって、ボランティアもそのお手伝いに入っていました。
驚愕だったのは、血圧160mmHg越えの人や、血糖値200mg/dL越えの人が結構いたこと。
町を歩いているときもまあまあボリューミーな体格の人々(男女関係なく)をよく見かけたし、紅茶大国なのは良いけども、紅茶に大量の砂糖をぶっこんでいるのは、ホストファミリーと過ごす中で毎日みている光景。カレーも美味しいのだけど、日本人の感覚からするとちょっとオイリーかも?と思うこともあった。
まあそういうことを考慮すると、このような健康課題が生じている理由も理解できる気がしますよね。
同時に、私はバックグランドが助産師ということで、母子保健活動を中心的に見せてもらいました。
それまでは、低・中所得国って感染症や妊娠・出産関連で亡くなる人が多いというイメージしかなかったけれど、意外と非感染性疾患も問題だなと感じました。
このように感染性疾患と非感染性疾患の両方が人々の健康や保健システムに影響を与えている状態を「二重負荷」と呼ぶことは知っていたし、こういう状態が存在していることは知識としては知っていたけれど、こうやって事態を目の当たりにするって貴重です。
そして前述したように、その国・土地の人たちと一緒に「住む」ことや「時間を過ごす」ことは、人々がどういう生活をしているのか、どういう食習慣があるのか、健康についてどう考えているのか、などへの理解がしやすくなります。
必ずしも現場に赴かないと国際保健―特に低・中所得国の―って理解できない・関われないものではないとは思いますが、やはり、その土地に住む人と時間を共にすることで、もっと視野が開いて、見えてくるものってあるなあと思います。
ちなみにこのとき、もう一つの学びがあったので共有。
これもこのインタビューの中でチラッとお話したのですが、私はスリランカに行ったとき、全くと言っていいほど英語が話せませんでした😂
同じボランティアプログラムで、一緒にホームステイしてたオーストリア人の女子二人はとても良い人たちで、その二人でしか会話したいときはドイツ語だけど、私と話すときは光の速さで英語に切り替えてくれて、そして癖のない発音で話してくれるからとても聞きやすかった…
あ、いや、彼女たちの英語が綺麗とかそういう話でなく、こうやって英語がネイティブじゃないのに、ちゃんと英語でコミュニケーションとれるって本当にすごいなと思ったわけです。当時の私は聞き取ることもできない、話したいことがあるのにどう言えば、表現すればよいかわからず、毎日電子英和辞典を片手に、スマホを片手に一生懸命調べながら話す日々。なんなら調べている間にみんなは次の話題に移っていて、せっかく用意できたのに、話すタイミングを逃すことなんて日常茶飯事。
オーストリア人の二人以外にも、同じ時期にボランティアプログラムに参加していた人はたくさんいて、それもいろんな国から来ていて、スリランカ人スタッフはもちろん、みんなは英語を共通語で意見交換できているのに、私だけ発言ゼロ。
誰かが言ったジョークでみんなは爆笑なのに、私は全然聞き取れなくて、愛想笑い。自分は大学受験も頑張ったし、英語の本は読めるし、ちょっとだけでもできると思っていたけど、外に出てみたらダメダメでした😅国際母子保健に関わりたいって口だけ偉そうなこと言っておきながら、語学力もコミュニケーション力も自分は足へんやん!って思い知らされた瞬間だった。
こうやって外部の環境に自分を曝すことって日本にいるだけではなかなか体験し得ないし、これを機に言語をもっとしっかり勉強しよう!と火が付きました。
ここであえて語学力とコミュニケーション力を分けているのには理由があるのですが、それはまた今度どこかのタイミングでお話しできればと思います🤗
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
